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大山崎山荘美術館~大山崎秋茶会~


今日はお友達と「大山崎山荘美術館」に行ってきました
少し急な坂道を登っていくと、大正の初期に建てられた「大山崎山荘」に到着です
建物すべてが、美術品・・・このすばらしい空間がいっぺんで好きになりました♪

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とても楽しみにしてきた「中国茶会」
庭園、茶室、館内と5席のお茶を楽しむことができ、気に入った所は何度行ってもかまわないと言う、すばらしい茶会です


「秋菊佳色席」

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置いてある菊花を摘んでお湯をさし、すがすがしい花の香りを楽しみます



「調飲紅茶席 雲南紅茶 五味風味」~茶室 トチノ木亭にて~

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紅茶に、シナモン、八角、丁子、黒胡椒、生姜、ローズを加えた調飲紅茶
お茶は古来、製法や精製、保存法の安定しなかった時代には、混ぜ物をして味を調えて飲む風習があり、このような(調飲)から、歴史を経て、そのままお茶だけを飲む(清飲)スタイルに変わっていったそうです。
紅茶本来の体温を上げる効果に加えて、漢方効果もあるそうなので、これからの寒い冬にはぴったり♪
自分の好きな組み合わせを探せば、また新しい紅茶の楽しみ方が出来そうです



「大紅袍席」~茶室 彩月庵にて~

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このお茶はとても高価な烏龍茶だそうです
それは昔、ある難病に苦しんでいた高官が、この茶を煎じて飲んだところ、たちまち病が癒えたという伝説があり、皇帝の知るところなり、名もない茶樹は「大紅袍」という名前を賜るに至ったそうです。
武夷山の天心岩という岩盤から生えて成長した茶樹は、年間わずか数キロの茶しかとれず、番人が置かれ、限られた権力者だけが飲むことが出来るお茶でした。
今はこの木から直接の育苗が成功し、今私達が飲むことができるそうです。
原木は2006年に世界遺産に指定され、再び常人の手の届かないお茶になってしまったそうです。原木からとれたお茶が1998年に市場で売られたんですけど、15g250万円はしたらしいです

この烏龍茶はすばらしく香りが豊かで、いつまでも香りと甘味が口に残るものでした
表現がうまくないので伝えきれないのですが、あまりのおいしさに2回いただきに行ってしまいました
茶杯に残るお茶の香りもまた違った楽しみのひとつです

「杏仁茶席」「秋摘観音王席」も味わい、とても楽しい茶会でした♪

また美術館もお友達おすすめとあり、すばらしいものでした
新館は安藤忠雄さんの設計によるもので、クロード・モネの「睡蓮」も楽しめます


お天気もとてもよく、お茶室で秋を感じ、川のせせらぎの音、おいしいお茶・・・
とてもすばらしく、いい時間が過ごせました
お茶会に誘ってくれて、本当にありがとう♪

この後京都で、ショップ、スイーツめぐりに連れていってもらいましたが、また別の日に・・・

by okashina-s | 2007-10-28 09:33 | おでかけ

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